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わたしたちの教科書 第2話 あらすじ・感想など

わたしたちの教科書 第2話 「学校崩壊」 見ました。
意外な展開でした。

あらすじはできるだけ結末まで書くようにしています。ネタバレ込みになるので、知りたくない人はご注意下さい。

<ストーリー>
珠子)は、校舎の窓から転落し、重体だった明日香)が死亡したことを知る。事件を伝えるタブロイド紙には、明日香が出会い系サイトに写真付きで記事を出していることや、学校周辺から奇妙な噂が聞こえてくるといった、明日香に関する噂話を書きたてたセンセーショナルな文字が躍っていた。 喜里丘中学校では、副校長の雨木)を中心に、耕平)や早紀)、希美)ら教師たちが転落死事件の対応に追われていた。

雨木は、学区内での飲食や買い物を控え、人の目に触れる場所での私語なども慎むよう教師たちに注意を促す。コンビニエンスストアで買い物をしていた戸板)に対し、生徒が亡くなったのにのん気に買い物をしているのはどういうつもりなのか、と保護者会から苦情が入ったというのだ。戸板は歯ブラシを買いに行っただけなのに。

会議の後、耕平は、雨木に渡した明日香のカバンのことを切り出し、いじめがあったのではないか、と問いかけた。すると雨木は、この学校ではいじめに関する報告が上がったことはない、と答え、いま一番大切なことは生徒たちの心のケアをすることだ、と耕平を諭す。さらに早紀が、明日香には虚言癖があったという記録を耕平に見せる。クラブ活動費が盗まれたと嘘をつき洋服を買っていた、登校中に怪しい男に追いかけられたと嘘をつき遅刻の言い訳にした という内容のものだった。

その夜、耕平は、珠子に会うために、彼女の行きつけの洋食店『ぶらじる』を訪れる。耕平は、明日香のことについて、珠子からも情報を得ようとしたのだ。その際、何故明日香の母親だとウソをついたのか、と耕平に問われた珠子は、明日香との関係を打ち明けた。
実は珠子は、22歳のときに結婚していた。明日香は相手の男の連れ子だが、子どもがいることを珠子に隠していたのだという。しかもその男は、結婚した途端に、明日香を珠子に押し付けて行方をくらましたらしい。

珠子の話を聞いていた耕平は、担任として明日香のために何かできたのではないか、と後悔の言葉を口にした。珠子は、そんな耕平に、「そんな気持ちすぐになくなるわよ。人間て意外と便利に出来ているのよ。」と冷たく言い放つ。「どんなに大切な人が死んでも、お腹は空く、ご飯は食べるし夜になると眠くなる。仕事だってある。忙しくしているうちに死んだ人間のことなんて忘れていくものなのよ。」 「段々忘れて、ある日訪れるのよ。その人のことを1度も思い出さなかったって日が。」 というのだ。

女子生徒の死から1ヵ月後、喜里丘中学校は何事もなかったかのように平穏を取り戻す。明日香が転落した場所にたむけられていた花は片付けられ、校舎の窓に柵を取り付ける工事も着々と進められていた。

そんな折、耕平は、教師たちが書いた指導記録をまとめて、保管庫に持っていくよう早紀に指示される。事故の対応に追われていたこともあって、教師たちは皆、徹夜までしてこの指導記録を書いていた。そんな中、計画はきちんと立ててやらないからだ と八幡()が口にする。重い箱を運ぼうとしていてもみんな知らん顔。そんな中、耕平は、八幡に手伝ってもらい、指導記録が入った段ボール箱を保管庫にしまうと、暗証番号を設定してロックした。箱を運ぶ途中で、何故教師になったのかと尋ねられた耕平は、金八先生に憧れてあんな教師になりたいと思ったと素直に話す。

その夜、珠子は、同居している恋人の瀬里)から、何かあったのではないか、と声をかけられる。瀬里は、何かから逃れようとするかのように仕事に没頭し、食事もろくにしていない珠子のことを心配していたのだ。珠子は、そんな瀬里に、明日香との関係について打ち明ける。瀬里は驚いたようすを見せたが、それでもなお珠子のことを気遣い、明日香のために線香でもあげてくれば気持ちの整理もつくのではないか、と助言する。

あくる日、珠子は、明日香が暮らしていた児童擁護施設を訪れる。明日香の部屋は、まだ彼女が使っていたままの状態だった。珠子は、明日香がつけていたという小遣い帳を開いた。そこには、珠子を訪ねてクライサー法律事務所までやってきた日に、明日香が持ってきたたい焼きのことも記されていた。それを目にした珠子は、あることを思い出していた――。

同じころ、喜里丘中学校ではまたもや事件が起きていた。耕平が保管庫にしまったはずの指導記録が段ボールごと紛失していたのだ。雨木は、もう一度指導記録を作るよう、教師たちに指示する。

部屋に戻った珠子は、クローゼットの奥にしまいこんでいた箱の中から、セロハンテープで貼り合わせた、古い原稿用紙を探し出す。それは、明日香が小学校1年生のときに珠子のことを書いた「おかあさん」という題名の作文だった。

「おかあさん」 1年3組 あいざわ あすか
私はお母さんのことを珠子さんと呼びます。お母さんは私を明日香さんと呼びます。私と珠子さんが商店街を歩くとコロッケ屋のおばさんが言います。「あら、そっくり。おんなじ顔ね」と言います。私と珠子さんは少し恥ずかしいけど少し嬉しくて顔を見合わせます。目かな、鼻かな、口かな、ほっぺたかな、背の高さも体重も違うのにおんなじ顔。テレビを見てるとおんなじところで笑います。好きな色、好きな数字、好きな洋服、みんな同じ。何でかな、何で親子って似てるのかな。離れていても見つかるようにかな。
鏡を見てお母さんを思い出せるようにかな。親子って不思議です。

と、いう内容のもの。当時の珠子は、その作文を見て半分に破いてしまったのだ。

珠子は、耕平を『ぶらじる』に呼び出し、明日香のカバンに関する調査の進捗状況を尋ねた。明日香の事故の件とカバンの件を分けて考えている耕平に、何故、事故の件とカバンの件を分けて考えるのか、あれはそもそも明日香がいじめにあっていた証拠なのに と言う。更に、本当にいじめなのか? と言う耕平に対し、出会いサイトに投稿していた写真は何?自分で投稿したとでも思ってるの?と言われるが、指導記録の件で手一杯だった耕平は、調査中なので待ってほしい、としか答えられない。珠子は、指導記録を書き直さなければならない、と言って帰ろうとする耕平を呼び止めた。珠子には、指導記録を隠した人物の見当がついていたのだ。珠子は、店の爪楊枝を使い、木と森の話に例えて指導記録の作成が間に合わず白紙で提出した人物が発覚を恐れてすべての書類を隠した、と耕平に告げた。耕平にもやっと誰が犯人か分かったが、信じられない様子。珠子は、犯人は小さな罪を隠すために大きな罪を重ねるものなのよ と言う。そんなのは異常な事態だ とのんきなことを言っている耕平に対し、あんたまだ分かってないの?あの学校は今、異常事態なのよ と言い聞かせる珠子。

珠子の話を聞いて八幡のことを思い出した耕平は、珠子とともに彼のアパートを訪ねた。八幡に同情し、誰にも言わないから元の場所に戻してほしい、とドア越しに訴える耕平。すると八幡は金八先生になりたかった と言いながら、「金八先生なんてどこにもいないんだ」「もうヘトヘトだ。学校は砂漠だよ」などと言いながらも、自分がやったとは認めなかった。

帰り道、耕平は、明日香の件は慎重を期して前向きに調査する、と珠子に告げる。すると珠子は、「そういうのをもみ消すっていうのよ!」と言い放ち、「何が元に戻ったよ。学校はこのまま逃げるつもりなのよ。」と言う。そして、私は明日香の母親だ と、言い、明日香と暮らしたときの話を始めた。結婚相手に逃げられ後、残された明日香の養育を放棄したこと。珠子と自分はそっくり、と書いた明日香の作文を彼女の目の前で破り捨てたこと。3ヵ月目に自ら手配して明日香を児童養護施設に入れたこと…。初めての自分の切符にワクワクし、電車の中で嬉しそうに外を見ている明日香。最後の朝、珠子に連れられて児童養護施設に向かった明日香は、旅行しているみたいだ、と笑顔を見せたのだという。その途中で買ったたい焼きを一緒に食べたときは、珠子も自分と同じように尻尾から食べることを知って、「同じだね」とうれしそうに、まるで親子の印みたいに何度も言ったらしい。別れのとき、明日香は「ありがとう、珠子さん!」と叫んでいつまでも手を振っていたという。その姿を道路のミラー越しに見た珠子は、振り返ることができず…。

涙を堪えながら珠子の話を聞いていた耕平は、ふいに立ち上がると、すぐ戻る、といって駆け出した。戻ってきた耕平が持っていたのは、3つのたい焼きが入った包みだった。珠子は、涙を堪えながらたい焼きをひと口かじり、自分を頼ってきた明日香に応えてやらなかったことを悔いた。そんな珠子に、耕平は、「もしからいたらいじめがあったのかもしれません。彼女はサインを出していたのかもしれません。なのに僕は気づかなかった。彼女のサインに気づかず、彼女を学校に来させてしまった。僕が悪いんです。」と、責任を口にし、真実を明らかにする、と誓った。 そんな耕平に珠子は「神様はいい人を選んでご褒美をあげる訳じゃない。悪い人を選んで罰を与える訳でもない。ときに理不尽に、ときに偶然に、人は光を受け取ったり闇を受け取ったりする。」と言う。

あくる日、紛失していた指導記録が無事に戻ってくる。そこには、短い謝罪の言葉が書かれた紙が添えられていた。それを知った雨木は、紛失騒ぎのことは忘れるよう、教職員に指示していた。するとそこに、慌てた様子で早紀が駆け込んでくる。裁判所から、明日香に関するすべての資料を証拠保全する、という通達があったのだという。雨木は、動揺する早紀たちに、何ひとつやましいことはないのだから速やかに協力するよう命じた。

珠子は、裁判官らを伴って喜里丘中学校を訪れた。出迎えた耕平は、珠子の姿に驚きを隠せなかった。2年3組の教室に立ち寄った珠子は、裁判官たちを会議室に案内して戻ってきた耕平に、ICレコーダーを見せた。そこには、昨夜、耕平が珠子に言った「もしかしたらいじめがあったのかもしれません・・・」という耕平の後悔の言葉が録音されていた。

会議室に向かった珠子は、雨木たちと対峙した。テーブルの上には、出席簿や指導記録に混じって、明日香のカバンも並んでいた。珠子は、そっと胸に手を当てた。明日香の書いた作文がしまってある胸に…。その様子をじっと見つめる雨木・・・。

と、こんな感じでしょうか。
最後の証拠保全の場面で、机の上に指導記録や明日香のカバンがありましたが、きっとカバンの中身は変わっているんでしょうね・・・雨木の珠子を見つめる目が前回からちょっと意味ありげな気がするのですが、気のせいでしょうか。
明日香の事故の真相、明らかになるといいのですが・・・学校は閉鎖的な場所なので、難しいかもしれませんね。学校や病院相手の裁判ってほんとに難しいとよく聞きますものね。

 前回のあらすじ

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