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わたしたちの教科書 第4話 あらすじ・感想など

わたしたちの教科書 第4話 「教師たちの素顔」 見ました。

あらすじはできるだけ結末まで書くようにしています。ネタバレ込みになるので、知りたくない人はご注意下さい。

<ストーリー>
加地耕平)はホームルームで配ろうとしたアンケートの入った封筒に2年3組の生徒・加寿子)が耕平をからかってラブホテルへ誘っているところを撮られた写真が入っているのに気づき、封筒を持って慌ててトイレに駆け込む。隣の個室には熊沢()が居た。頑張っている耕平にたまには息抜きをしないといけないと、飲みに誘う。

積木珠子)は、喜里丘中学校でいじめがあったことを証明する手がかりを得る。喜里丘中学校2年3組の生徒・朋美)が学校内でいじめがあったことを打ち明けてくれたのだ。その朋美をエレベータまで見送りに行ったところを直之)が見ており、心配する。珠子は、朋美に誰がいじめているのか尋ねたが、動揺して言葉が出ない様子で、言いたくなったときでいい と言うしかなかった。直之は、たったひとりでいじめ裁判に取り組もうとしている珠子に、3つ言っておかなければならないことがあると告げる。
 1つ目は、クライアントには学校法人も市町村もある。これから珠子が訴訟をおこそうとしている相手がクライアントになる可能性もある。そうなると、珠子のしていることは弁護士倫理違反である
 2つ目は、誰を原告にするか。珠子は母親じゃないいっしょに住んだことがあっても原告にはなれない。原告がいなければ、裁判はできない。
最後の一つは?と珠子が尋ねると、「僕がそんなことをしてほしくない」と直之が言う。そして、弁護士は憎しみに駆られて仕事をしてはいけない、と助言する。いま珠子がやろうとしていることは復讐だ、と言うのだ。

一方、耕平は、同僚の熊沢と酒を飲みに出かけ、とあるキャバクラを訪れる。そこは、吉越希美)が学校に内緒でキャバクラ嬢のアルバイトをしている店だった。熊沢がトイレに行っている間に、「真澄で〜す。」と何も知らずに登場した希美は、耕平に「雨木先生の名前じゃないですか」と言われながらも、学校に告げ口しないよう釘をさすと、熊沢を連れて直ちに帰るよう命じる。熊沢はトイレに入っていたため、幸いにも希美の姿には気づいていないようだった。

帰宅した珠子は、クローゼットから結婚していた当時の荷物の入った箱を開いていた。戸籍謄本を見つめ、証拠保全を行った際に申立人として押印していた明日香)の父・藍沢謙太郎)の名前を見つめていた。その後、明日香の「おとうさんノート」と表紙に書いているノートを開くと、かつて若き企業家としてマスコミなどからも注目されていたときの雑誌の切抜きがスクラップされていた。そのうちの1枚には「身だしなみは足元から」と書かれたスーツ姿で足を組んで腰掛ける謙太郎の姿があった。そして、プロポーズされた当時のことを思い出していた。

あくる日、珠子は、行きつけの洋食店『ぶらじる』で耕平に会う。耕平は、学校側に無断で朋美に接触した珠子の行為を非難した。しかし珠子は、耕平の言い分などまったく意に介さなかった。そして、「一つだけ分かったことがある。あの学校にはいじめがある。段々分かってきた。」と告げ、その際、珠子は、裁判の原告に会いに行くことを耕平に教える。それは、明日香の父親・謙太郎だった。耕平は、娘を放り出し、葬式にすらこなかったような男が裁判に協力するはずがない、と珠子に不満をぶつけた。

そんな折、喜里丘中学でまたしても奇妙な事件が起きる。校庭一面に、画びょうがばら撒かれていたのだ。戸板)から報告を受けた早紀)は、耕平と希美に画びょうを撤去するよう命じる。ところがそのとき、希美のロッカーの中から空になった画びょうのケースが大量に発見される。希美は、誰かが自分を罠にはめようとしている、とうろたえた。

千葉のとある漁村を訪れた珠子は、庭先で畑仕事をしていた謙太郎の父・惣次郎)に声をかけた。しかし惣次郎は、珠子を見るなり険しい表情になり、謙太郎に会いたいという彼女の申し出も拒絶する。「学校を相手に裁判を起こすって、あんた金が欲しいのか」と言われた珠子は、「学校はいじめの事実を認めようとしません。警察も事故として扱っている以上、明日香ちゃんの自殺の原因を追究するには、損害賠償を請求する民事裁判を起こすしかないんです。謙太郎さんに合わせてください。」と、説明するがかたくなに拒む惣次郎。
玄関先にある男物の靴に気づいた珠子は、そんな惣次郎の言葉を無視して、勝手に家の中に入った。ところが、そこで彼女が見たものは、一生懸命靴を磨く謙太郎の姿。あまりにも変わり果てた謙太郎の姿に戸惑いを隠せない珠子だったが、惣次郎から、謙太郎は、若年性の認知症を患っていたという事実を聞く。謙太郎は何にも覚えていないらしく、昔の習慣だった靴磨きばかり一日中やっている。二度結婚したことも、会社のことはもちろん、あんたのことも娘のことも何も覚えていない。父親のことさえ誰かよく分っていない。しかも、彼が発症したのは、珠子と結婚したばかりのころだった。「あいつがあんたの前からいなくなったのは、病気のことを知ったからだろう負けず嫌いで見栄っ張りだったからそんな自分が耐えられなかったんだろう。やけになって会社売っ払った金持って田舎の療養所みたいなところに逃げ込んで、だけど、そこも3年前に閉鎖されて俺のとこに連絡が来た。だけどそん時にはもう、謙太郎は謙太郎じゃのうなっとった。」と話す惣次郎。惣次郎の言葉に、珠子は大きなショックを受けていた。7年間、謙太郎のことを恨んで生きてしまった、と…。珠子は、無表情で靴を磨き続ける謙太郎に、「初めまして」と声をかける。謙太郎は珠子の眼鏡を外し、「お前の眼、きれい、ピカピカだな」と言った後、「結婚しようか」と突然言う。昔プロポーズしたときと同じセリフだった。珠子は「あなた、いつも初対面の女の人にもそんなこと言うんでしょう。その手で女なんかすぐ落ちるんだから。特に勉強ばかりしてた女なんてすぐに落ちるんだから…」そして、「何で病気のこと話してくれなかったの。私のこと信じられなかったのかな。」と話しかけるが、もう反応はなくまた靴磨きをしている。その後、明日香が死んだことを伝えた。しかし、謙太郎は、何の反応も見せなかった。

あくる日、喜里丘中学校でまたもや画びょうがばら撒かれる。耕平は、痛む腰を押さえながら、黙々と撤去作業を続けた。

同じころ、珠子のもとに、タクシー運転手から電話が入った。謙太郎が、金も持たずにタクシーに乗り、珠子から渡された住所を見せてマンション前までやってきたのだ。
珠子と謙太郎は、結婚前のデートと同じように、一緒にモーニングを食べに行く。そのときふいに、明日香が生まれたときのことを話し始め、嗚咽する謙太郎。珠子は、そんな彼を悲痛な表情で見つめていた。
そこに、珠子から連絡を受けて駆けつけた惣次郎がやってくる。惣次郎が無理やり謙太郎を引っ張っていこうとすると、謙太郎はポケットの中から丸めたティッシュペーパーをいくつも取り出した。床に落ちたそのひとつを大事そうに拾い上げると、丁寧にはがしていく謙太郎。その中に入っていたのは印鑑だった。
謙太郎が明日香の裁判のために印鑑を届けにきたことを知った珠子は、惣次郎に謙太郎の法定代理人になってほしい、と頼んだ。いまの謙太郎には訴訟の意味を理解することは出来なくても、惣次郎が謙太郎の法定代理人として家裁に認められれば、訴訟を起こすことができるのだ。謙太郎の思いを知った惣次郎は、珠子の申し出を受け、深々と頭を下げた。

珠子は、喜里丘中学校側に内容証明郵便で公開質問状を送付した。耕平と一緒に『ぶらじる』に行った珠子は、その道すがら、耕平にもそれを伝える。そんなふたりの姿を見つめていたのは早紀だった。

翌日、またもや校庭に画びょうがまかれる。その際、加地は、先日からずっと感じていた違和感が何だったのか気づく。それは、希美がそのときも声をかけた新聞部員の生徒の名前だった。希美は、その生徒のことを長谷部と呼んでいたが、3年生に長谷部という生徒はいないのだ。実は希美は、担任をしていたこともある長部)のことを、ずっと長谷部だと勘違いしていた。耕平は、ショックを受けている希美に、長部は気づいてくれるのを待っていたのではないか、と告げた。それを受けて希美は、部室で原稿を書いている長部に声をかけ、一緒に作業を手伝った。

耕平は、ひとりで画びょうの撤去作業を開始する。するとそこに、戸板や八幡)、熊沢がやってきて作業を手伝い始めた。耕平は、そんな同僚たちの優しさに触れ、感激していた。 その様子を、公開質問状のコピーを手にした雨木)と早紀が見ていた。

別の日、理科室での授業を終えた耕平は、教室に戻ろうとしていた朋美に声をかけた。朋美から事情を聞くためだった。が、そこに、ひどく慌てたようすの希美がやってきて、耕平を引っ張っていく。トイレが詰まってしまったのだというのだ。
耕平、希美、熊沢の3人は、トイレ吸引カップを使って掃除した。すると、トイレが詰まったのは、タバコの吸殻を捨てたせいであることが判明する。それを見て慌てる耕平と希美。ところが熊沢は、それを握りつぶし、トイレに流してしまう。熊沢は、誰にだって秘密はあるのだから隠れているものをわざわざ表に出す必要はない、と言う。「誰にだって秘密はある、吉越先生も、加地先生も」と、言われ希美はキャバクラでのバイトがばれていると勘付き、耕平は加寿子の写真をかばんに入れいていたのを見られたと勘付く。しかし、熊沢は「大丈夫。私にも人に言えない秘密があります。」と、意味深長な笑みを見せて去っていく。

耕平が理科室に戻ると、そこには朋美の姿はなく、代わりに雨木が待っていた。雨木は、朋美が帰ったことを耕平に伝えると、明日までに理科室の備品をチェックするよう命じた。雨木は、職員室に戻ると、耕平以外の教職員たちに一緒に食事に行こうと声をかけた…。その間も耕平は一人で理科室の備品をチェックしていた。

あくる日、耕平が出勤すると、他の教師たちはすでにそろっていた。が、耕平が声をかけても皆席を立ってしまい、誰も耕平とは話そうとしなかった。

同じころ、クライサー法律事務所に出勤した珠子は、事務の女性が見覚えのある原稿をコピーしていることに気づく。それは、珠子が喜里丘中学校に送付した公開質問状だった。会議室に向かった珠子は、直之と話している依頼人らしき人物の姿を見て愕然となる。それは、喜里丘中学校副校長の雨木だった…。

今日は切なかった。明日香の父が明日香が生まれた日の話をするシーン。産婦人科の看護婦さんと
話しているかのようなセリフで、新生児室をガラス越しに見ているようで、うちの子はどこですか?と尋ね、3列目の5番目だったかな?とか言われて、ゆっくり数えて遠いなぁ遠くてよく見えないなぁ うちの子はべっぴんさんですか元気ですか 離れちゃだめですよ。何かあったらどうするんですか と、言っているシーンで不覚にも涙が出てしまいました。
認知症になっても子供のことは分かっている時間もあるんだな と…

次回はどうなってしまうのでしょうね。

 前回のあらすじ

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