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わたしたちの教科書 第5話 あらすじ・感想

わたしたちの教科書 第5話 「職員室のいじめ!!」 見ました。

あらすじはできるだけ結末まで書くようにしています。ネタバレ込みになるので、知りたくない人はご注意下さい。

<ストーリー>
珠子)は、喜里丘中学校に内容証明郵便で公開質問状を送付する。珠子は、学校側からの回答を待って、提訴するかどうか判断するつもりでいた。

ところがその矢先、珠子は、クライサー法律事務所で喜里丘中学校副校長の雨木)の姿を見かけ、愕然となる。珠子は、恋人でもある直之)に事情説明を求めた。すると直之は、事務所が学校側の依頼を受ける可能性がある以上、あらゆる状況を想定して情報は共有しないほうがいい、と悲しげな表情で珠子に告げる。あらゆる状況…とつぶやく珠子。そして、「説明せず勝手に動いていたことは誤るわ」と珠子が言うと直之は珠子の頭をなでながら「誤る必要はない。それがいつもの君のやり方だ」と言う。

一方、耕平)は、突然、同僚たちから無視されるようになり、困惑していた。早紀)は、そんな耕平に面倒な仕事を押し付けた上、剣道部の顧問まで担当させる。ほどなく耕平は、何故自分が無視されるようになったのかを知る。トイレで一緒になった戸板)がこっそり教えてくれたのだ。戸板によれば、耕平が学校を訴えるために教職員の素行を調査して裁判に利用しようとしている、という話が伝わったからなのだという。しかも、それを皆に話したのは雨木だという。

耕平は、雨木と早紀のもとに向かい、何故いじめの実態について調査を行わないのか、とかみつく。耕平は、生徒が死んだのに誰も悲しんでいないのはおかしい、誰も傷ついていないのはおかしい、と主張する。それは専門家の指示に従いプログラムに沿った対応をしたからだ、という早紀に対し、耕平は傷を受け止めることも大事だ、と主張し、雨木に「傷ついていますか?」と尋ねる。そして、怒りに任せて、自分に対するいじめを指示した雨木の行為も非難した。すると早紀は、臨時教員という立場をわきまえるべきだ、と耕平に告げる。耕平は、暗に辞職を促そうとするその言葉に動揺しながらも、絶対に辞めない、と言い放つ。

あくる日、耕平は、剣道部の練習に顔をだす。そこにいたのは、次期キャプテンだという2年3組の兼良)だけだった。兼良は、目をつぶったまま黙って耕平の話を聞いていたかと思うと、いきなり、「女の人をお金で買ったことはありますか?」と問いかけた。多くの大人は金で人の心や体を買う、という兼良に、大人になればわかるのではないか、などと曖昧な受け答えをする耕平。すると兼良は、自分は薄汚い大人にはならない、と声を荒げ、もう2度とここにはこないでほしい、あなたのことが嫌いだ、と耕平に告げる…。

その夜、珠子と耕平は、洋食店『ぶらじる』で会う。そこで珠子は、明日香)の墓に白いスミレの花が供えられていたことを耕平に伝えた。そのときふいに、今日が明日香の誕生日であることを思い出した耕平は、珠子と一緒に公園を訪れ、用意したケーキのロウソクに火をともす。珠子は明日香と一緒に住んでいたことはあっても誕生日のことなど考えたこともなかったのだ。珠子は、何故協力してくれるのか、と耕平に問いかけた。すると耕平は、珠子とは同じ未来を見ている同志だと思っている、と答えた。藍沢明日香の笑顔をもう一度思い出したい――耕平は、そう珠子に告げた。すると珠子は、最後の1本のロウソクに自分で火を点け、「おめでとう、14歳」と言う。

耕平は、早紀に押し付けられた火災訓練のマニュアルを徹夜で仕上げ早紀に渡すと、別の先生が昨年のものに手を加えて作成してくれたので結構です、と言われる。耕平は、教師たちや剣道部員から無視され続けていた。職員会議に迎えばもう終わって先生達が退室してくるところに出会い、時間を間違って教えられていたのか、変更になったことを教えられなかったのか…剣道部の練習に顔を出しても道場に入ろうとした途端、戸を閉められる。そんな折、耕平は、加寿子)に兼良のことを尋ねる。すると加寿子は、普通だと答えた。普通にストーカーをしている、と…。

その日の夕方、耕平は、女子高校生の実緒)を隠し撮りしていた兼良に声をかけた。逃げ出したものの、止めてあったバイクにぶつかって転んでしまう兼良。そのとき、兼良のカバンから大量の写真が散らばった。
耕平は、そんな兼良に、今日限りでもう止めよう、と言い残して立ち去ろうとした。すると兼良は、偽善者、と耕平に言い放つ。「あなたは何も分かっていない。一つも分かってません。僕はその子を撮っていたんじゃありません」「先生は答えを知っています。でも先生はその答えに興味がありません。だから分かりません」。兼良の言葉の意味が解らず、耕平はただ立ち尽くす。

同じころ、珠子は、朋美)とファミリーレストランで会っていた。珠子は、朋美の勉強をみてやっていたのだ。そこで朋美は、ある本の話を始めた。何もわからないアメリカで強盗に遭って腹を刺され、たったひとつだけ知っていた「サンキュー」という言葉で助けを呼んだというアラブ人の話だ。朋美は、この作者は何を伝えたいのか、というような話をよく明日香としていたのだという。そのとき朋美は、自分や明日香はいじめられやすいタイプなのか、と言い出す。
すると珠子は、どんな人間もいじめられる可能性があり、いじめられる場があって初めていじめられる子が選ばれる、と朋美に告げる。明日香のときもそうだった、というのが珠子の見解だった。その話を聞いていた朋美は、次に会ったときに明日香がいじめられていたときのことを全部話す、と珠子に告げる。

耕平は、過労でフラフラになりながらも、剣道部の練習に顔を出す。が、肉体的にも精神的にも追いつめられていた耕平は、鼻血を出し、とうとうグラウンドに倒れこんでしまう。
保健室のベッドで寝ていた耕平は、ぼんやりとした意識の中でカーテンに映る人影を目にする。その人物は、耕平の服の上にバーのコースターを置いて去っていく。

夜になってようやく起き上がることが出来た耕平は、職員室に戻った。机の上には、相変わらず「今晩中に処理しておいて下さい」という早紀からメモが貼られた書類が置いてある。そのときふと、コースターの裏目をやると、そには、ロッカーの番号らしき数字が書かれていた。保管庫に向かった耕平は、コースターに書かれていたロッカーの数字を入力した。するとその中には、無数の陰湿な言葉が書きなぐられている教科書とノートが入っていた。明日香がコインロッカーに隠していた教科書とノートだった。

学校を飛び出した耕平は、珠子の留守番電話に「学校を辞めることになるかもしれません。いますぐ会えませんか。いつもの店で待ってます」と伝言を残し、『ぶらじる』に向かった。その途中、実緒の後をつける兼良の姿を見つけた耕平は、彼の後を追った。土手の上に立って下を走る道路を見つめていた兼良に声をかける耕平。兼良は、涙を流して泣いていた。彼が見つめる先には、1台の車が止まっていた。そこに乗り込んだのは、兼良が写真を撮っていた女子高生の実緒だ。兼良の父親が、女子高生を金で買っていたのだ。

兼良は、走りだした車に向かって飛び込もうとした。必死に兼良を止める耕平。兼良は、そんな耕平を押しのけると、「汚い手で触らないでください」と言い放つ。耕平も、父親と同じように自分を裏切った、薄汚れた大人だというのだ。「加地先生は、僕たちが藍沢明日香さんを殺したと思っているんですよね」。そう言って、悲しげな目で耕平を見つめる兼良。クラス全員が、自分たちのことを犯人扱いする耕平のことを嫌っている、というのだ。兼良の言葉に、耕平は愕然となった。

耕平が喜里丘中学校に戻ると、職員室には雨木がいた。雨木は、耕平の体のことを気遣うと、正式採用試験を受ける気はないのか、と問いかける。病気療養中の前任者の回復が遅れているのだという。耕平は、雨木の指示に逆らった挙句、教師として最もしてはいけないことを生徒達にしてしまった、生徒達を疑い、生徒達を裏切って生徒たちの心を深く傷つけてしまった。そんな自分に教壇に立つ資格はない、とうなだれた。そのとき耕平は、雨木のデスクの上に、白いスミレの花が生けてあることに気づく。明日香の墓参りをしたのは雨木だった。雨木は、以前藍沢明日香の死を悲しんでないのか、と、聞いたことに対し、明日香のことは一度も忘れたことはない、と耕平に告げた。明日香は、スミレが好きだと話してくれたことがあったのだという。雨木の思いを知った耕平は、涙を流しながら頭を下げると、ロッカーから持ち出した教科書などが入っている包みを差し出した。雨木は、そんな耕平に、いつかわかってくれると信じていた、と伝え、子どもたちを守りたかっただけだ、と。子どもたちを警察などに委ねたくない、子どもたちをマスコミになどさらしたくない、子供たちを法廷の場になど立たせたくない、子どもたちを守れるのは私たち教師だけだ、と続けた。そして、耕平が差し出した包みを受け取る。

耕平が立ち去った後、雨木は、幼い男の子が写っている古い写真を見つめ、そしてそれを閉じ、耕平から受け取った包みを見つめながら爪をかんだ。その写真は、息子・音也)の幼いころの写真だった。

雨木と同じように爪を噛む青年がいる。独房に食事が運ばれる。「雨木、食事だ」…雨木の息子・音也は現在服役中なのだ。

あくる日、珠子は、『ぶらじる』で朋美に会う。明日香のことを話す代わりに、条件があるという朋美。それは、明日香をいじめた相手が死刑になるのなら話す、というものだった。珠子は、そんな朋美に、法的に死刑はあり得ないし、自分の目的も裁くことではなく真相を明らかにすることだ、と答えた。すると朋美は、落胆したように俯くと、「ごめんなさい、やっぱり話せません」といって席を立ってしまう。

珠子は、耕平に会うために喜里丘中学校に向かった。前夜、会いたいと電話してきた耕平が、『ぶらじる』に姿を見せず、電話しても出ないからだ。すると耕平は、喜里丘中学校にはいじめはない、と突然言い出し…じゃあ、明日香は何故死んだのか と珠子が尋ねると、耕平は、「あれは…あれは、転落事故です」と言って去っていく。

陰湿ないじめが職員室でも行われましたね。ちょっと見ていられないものがありました。学校側に寝返ってしまった耕平、次回は珠子に新たな協力者が登場します。男性?でしたよね、確か予告で見た感じでは。唯一の頼みの綱だった朋美も真実を話すことを拒んでしまったし、この先この協力者が珠子のために動くのでしょうか。耕平はもう珠子に協力することはないんでしょうか。
次回も気になります。

 前回のあらすじ

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